仮性包茎手術によって痛みが出る原因
包茎とは男性の陰茎にある亀頭に皮が恒常的に被っている状態のことであり、その構造から湿気が高くなって通気性が悪いため、雑菌が繁殖しやすく匂いも強くなります。この状態から性交渉をする場合には相手から嫌がられる割合が高くなっていて、男性側からすると仮性包茎手術を考えてしまうでしょう。
仮性包茎手術は被っている皮の部分を切除して縫合し、亀頭を医学的に出す状態にする手術です。仮性包茎手術はレーザーメスなどを使って施術が行われるので短期間で抜糸することが可能ですが、陰茎という下着で隠れて通気性の悪い場所のため、回復には時間を要してしまいます。
また、勃起すると大きさが変化してしまうので、縫合のために使用した糸によって伸縮性が失われているので痛みを生じるのが一般的です。これは仮性包茎手術を行う時は陰茎が通常の大きさになっていて勃起状態では無いので、サイズが変われば縫合部分が締め付けられて痛みが発生するのは当然の結果と言えます。
仮性包茎手術後の勃起による痛みを軽減する方法
仮性包茎手術を行うと執刀医から勃起に対する注意事項の説明を受けますが、その内容は抜糸をするまでは性交渉などの陰茎に対する強い刺激は禁止するように指示を受けます。これは完全に縫合が塞がっていない間に傷口が開いてしまうと雑菌が体内に侵入してしまい、感染症などのリスクを生じてしまうからです。
炎症を起こすと体の他の部位よりも治癒が難しいので、痛みが長く続くことになってしまうでしょう。問題なのは陰茎というのは外的刺激だけでなく性的な興奮を脳が感知しても勃起してしまうところにあり、この時の痛みを抑えるにはコンドームやスポーツ選手が装着するパッドやサポーターを使用して、勃起しても一定のサイズで抑え込むという方法が適しています。
特にコンドームは一定の伸縮性があって陰茎を完全に包み込んでくれるので、痛みを抑制するためには最適な商品です。コンドームの場合は排尿時に外さないといけないという問題があり、外して再利用するのは危険性が高いので、常に新品を使うようにしてください。
まとめ
仮性包茎手術を行うと亀頭が常に下着に当たるようになり、その刺激で求めていないのに勃起することが頻繁に起こってしまいます。これは早漏という問題を解決することにも寄与してくれますが、完全に傷口が塞がっていないので痛みが発生するというリスクがあります。
仮性包茎手術を受けて最大の注意点は抜糸するでの勃起を少なくするということであり、傷口が開いてしまうと相当な痛みを伴います。陰茎部分には排尿の関係で衛生的ではないということを自覚して、無意味な勃起は避けるようにしてください。